ガイヤは日本到着時に姉弟のラヴィちゃんより一回り小さく、その後の成長もゆっくりで太れない体質の子でした。その日は食後30分くらいから落ち着かない様子が見られ、時々嘔吐する時のような姿勢をとりました。その後急速に元気がなくなり急いで獣医さんに向いました。獣医さんに到着した時には既に意識が無く手遅れ状態でした。病院に到着するまでの20分間で容態が急変したのです。GHのような胸の深い犬種には起こり易いと言われる胃捻転ですが、人間に例えると「厄年」に当たる体調が変化する年齢が危険のようです。大型犬ではその時期が想像以上に早く、5歳から7歳がそれに当たります。いつ起こるか全く予想がつかずに防ぎようがないところもありますが、食後の激しい運動等は控えられて、胃捻転になり易い犬種の皆様は、充分お気をつけくださいませ。
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